石田誠さん

みなさん、お久しぶりです。

このブログを立ち上げた当初は、
前のケータイを使っての画像で自分としては、好きな感じで
撮れるので好きだったのに、
とうとう寿命で(苦笑)新たなものに。


そうすると、
気に入った画像が中々撮れない(ブログ途中から、その
ケータイで撮った画像)ので
ブログにアップする写真で気に入ったものがなく、
ついつい時間が経ってしまった!


気がつけば、11月もあと少し。
先日の3連休の日曜日に、ずーっと気になっていた
お店「うつわ祥見」さんの石田誠展に行ってきた。


Zakkaで以前購入した
石田さんの紅毛手の小皿が使い勝手もよく、
いい感じで貫入が入り、使うたびに味わいが増している。
そこで、(今回の個展は紅毛手作品が中心とのことだったが)
焼き締めの作品も見てみたく、足を運んだ。
圧巻…白・オフホワイト・黄成り・飴色の紅毛手に加え、
定番の焼き締めも少し展示されていた。
どれも、一見すると普通なのだが
この普通が凄いのだ。


まず、形が粋である。キリっとしていて、カッコいいのだ。
リム皿の淵の部分の立ち上がり、絶妙なリムの幅、
和にも洋にも馴染みが良いように厚みも最高に良い。
それにくわえ、微妙なニュアンスのある色がグラデーションのごとく
展開されているので、カッコよさだけではなく、
さらに奥行きを増しているのだ。
こうしたちょっとした計算を重ねることで、
この「普通」が成立している。
そう考えると、今後もちょいちょい個展に足を運んで
今後どういった変化を遂げていくのか見ていきたい作家さんだな…
と心底思った。
結局、
紅毛手のピンクがうっすらかかった真面目な白の小皿と
焼き締めの鉢を大事に抱えて帰ってきた。
一晩水につけて、翌日、気持ちの良いお天気の下
しっかり乾燥させ、晩はビールと共におでんを食したのだった。
あ〜幸せ♡


−石田誠さんの焼締めの鉢におでん
 喜多村光史さんの小皿(取り皿)
 河上智美さんの箸置き

−同じく、石田誠さんの焼締めの鉢
 (トマトとツナとほうれん草の和え物)